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疑問種 ヤエヤマトラノオ(ヤエヤマトラノオではない)
0721430
1993年5月1日 浦内川 カンピラの滝ハイキングコース
0722800
1993年9月6日 ヒナイ川 上流(タイワンジュウモンジシダ?)
上の2枚の生態写真は当初、ヤエヤマトラノオとして掲載していた。日本の植物 シダ 平凡社刊のヤエヤマトラノオの生態写真とあきらかに異なる。
下2枚の標本はヤエヤマトラノオ。
555 ヤエヤマトラノオ ヒナイ川93/9/4
555 ヤエヤマトラノオ ヒナイ川 93/9/4
554 ヤエヤマトラノオ(左) ヒナイ川 93/9/4。556(6546) 疑問種(右)浦内川 93/5/1
標本にすると紛らわしい。羽片のつき方と形が違う。
557(6558、左) 浦内川 93/5/1。 552(6563、右) 西部林道93/5/2。2枚共疑問種。
556(6542) 疑問種 羽片を拡大。 浦内川 93/5/1.
556(6544) 疑問種 羽片を拡大。 浦内川 93/5/1.
552(6564) 疑問種。西部林道 93/5/2.
標本の写真を撮影中に両方ともヤエヤマトラノオと名前が付けられていて、2つのタイプがあるのに気がついた。標本では一見すると同じに見えるが、よく観察すると羽片のつき方(傾き)と羽片の形が違うのに気がついた。この疑問種のほうは図鑑で調べて見たが出てこない。もっと調べてみる。
数字は標本の番号。カッコ()内の数字はファイル(画像)の名前(番号)。(2011年4月16日)
このページを作った後、再度標本を見て調べたが、ソーラスのつき方やリンペンの様子は両者同じ。それで気がついたのは、タイワンジュウモンジシダとヤエヤマトラノオとの雑種ではないかと思った。タイワンジュウモンジシダの特徴は羽片のつき方の角度と最下羽片が再度切れ込み小羽片を作るタイプがあることだ。(2枚目の生態写真で確認できる)。(2011年4月17日記)