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市庁舎からダッカ市内を望む。ダッカに到着した翌日、役所の建物らしい場所で地図を求めた。ちょうど出勤時間で玄関で出会った職員の指示でついて行き、部屋の中に案内されて自分の引き出しの書類ファイル中からダッカ市内の観光地図出しそれを渡された。"How much?"と聴いたら"200Tk"と返事が返ってきた。日本だったら無料でもらえそうなもので、せいぜい10Tkくらいのものである。たまたま一部残しておいたものだろう。吹っ掛けれて儲けようと思ったのだろう。ダッカでは余り見かけないスーツを着た立派な身なりだが、評判の悪いアジアの役人の一端を垣間見た思いだ。200Tkという金額はちょっといい安宿の一泊の値段に相当する。あとできいたらこの建物は市役所ということだった。この写真はその時に撮影した。7階か8階くらいだと思う。