キノクニベニシダ
学名: Dryopteris kinokuniensis Sa.Kurata
和名: キノクニベニシダ
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4565 宇治市白川 2010年10月6日 キャノン EF28mm f.1.8で撮影。
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9768 以上3枚の写真は2011年7月7日撮影。
RIMG0305
RIMG0314
この2枚はニコンファーブルフォトで撮影(2011/10/21日撮影)
鱗片の色の薄さからオワセベニシダではないかと思ったが、自信持てず、専門家に見てもらったらキノクニベニシダだという回答をもらった。
キノクニベニシダは田川図鑑はもちろん平凡社の図鑑にものっていない。唯一載っているのは「写真でわかるシダ図鑑 池畑怜伸著」で標本の写真と簡単な記述がある。また、「三重県シダ植物 三重シダの会」に簡単な記述が載っている。
胞膜の中心が赤いという特徴は、この時期では茶色くなっていてわからない。おそら鱗片の色のうすさだと思う。この仲間は、ほとんどこげ茶か黒い。「三重県シダ植物」の記載は「羽片は中軸から斜めに出る」と書かれていて、この点はあわない。
形はヌカイタチシダモドキに近いと思うが、羽片にははっきり柄がある。(2011年10月21日記)