イノデ

学名: Polystichum polyblepharon (Roem. ex Kunze) C.Presl
和名:  イノデ

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422 和歌山県本宮町武住(四村川)2011/8/19撮影。 橋のコンクリートの構造物に生育。


1626


1627 京都市山科区毘沙門谷 2011年10月17日、1626も同じ個体。この葉は展開したばかりの新葉のようだ。まだ色が浅い。


左1576、右1580


1584 中軸部分のアップ


1590 葉身上部と葉柄下部の鱗片の様子。
標本の写真は和歌山県武住の採集標本を撮影。

 イノデの仲間の代表種。普通に見られる。イノデの仲間をたくさん記載したのでこれを外すわけにいかないので取り上げた。いままでちゃんと観察したことがない。これで間違いないと思うが。
  芽出しが鱗片におおわれ毛むくじゃらの「イノシシの手」を思い起こすため「猪手(イノデ)」と名がつけられたようだ。オオベニシダのように意味不明の和名より理解しやすい。
 標本の写真のように薄茶色〜濃い茶色の鱗片が密生している。葉裏も毛状の鱗片が付着するが、表面はこの鱗片は観察できない。葉面は濃い緑色で光沢がある。(2011年10月19日作成)