アイアスカイノデ

学名: Polystichum longifrons Sa.Kurata
和名:  アイアスカイノデ

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1234 葉面は光沢は少ない。


1245 イノデの仲間ではアイアスカは葉柄が立ちあがるという特徴がある。




左1552,右1548 アイアスカイノデは葉柄下部の鱗片は披針形で中央部が濃い茶褐色になるという特徴があるが。この個体はそれがはっきりしない。アスカイノデではないかと思い専門家に見てもらったが、アイアスカだということだった。


1547 中軸の鱗片。線形もしくは毛状になる。
ソーラスは先端から基部にむかってつく。


11100(標本1237) ニコンファーブルフォトで撮影。中軸の鱗片の様子。
以上、自生写真は2011年10月4日、滋賀県長浜市川合(旧木之本町)。標本は2011年10月15日に撮影。



以下の2枚の写真は兵庫県武田尾で採集した個体。

1681

1682 1997年7月20日 兵庫県神戸市武田尾で採集。標本撮影は2011年10月18日。
葉柄下部の鱗片は中央部は黒または濃い茶褐色になっていて特徴がはっきり出ているが、長浜の個体はこれがはっきりしていない。

古い写真が出てきたので以下に追加する。

芽出し時に撮影。葉柄基部の鱗片の様子。中心部が濃い茶色で特徴が良くわかる。
撮影日不明。京都市山科区毘沙門谷。毘沙門谷は鹿の食害だと思われる植生の変化で
イノデ類は全く見られなくなった。(2012年6月15日、写真追加)