ニセシロヤマシダ
学名: Diplazium taiwanense Tagawa
和名: ニセシロヤマシダ
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上、葉身下部
上、
羽片
葉柄下部のリンペンの様子と、葉裏ソーラスの様子。
ソーラスの様子。
1988年10月31日 三重県紀宝町田代。リンペンは線状、真っ黒でつやあり、棘あり。裂片の脈は2叉するものが多い。ソーラスは芋虫またはソーセージ状になるという特徴があるので、この仲間(コクモウクジャク類)では比較的見分けやすい。日本のシダ植物図鑑(東京大学出版会 1988年)の記載を見ると、分布は屋久島で、あと大隈半島の辺塚と沖縄本島各1ッ箇所しか記録がない。南紀には採集記録はないが、その後、発見されていると思う。(2010年7月27日作成) 写真原版3449,3450,3451,3452.