エンシュウベニシダ2
学名: Dryopteris medioxima Koidz.
和名: エンシュウベニシダ
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2010年8月2日 高知県安田町日浦
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2010年8月2日 高知県安田町日浦 上の写真とは別株。
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2010年8月2日 高知県安田町与床。
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2010年8月2日高知県安田町与床 (自生写真番号4183)
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2010年8月2日 高知県安田町与床 (自生写真番号4183)
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2010年8月2日 高知県安田町与床 (自生写真番号4183)
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2010年8月2日 高知県安田町日浦(自生写真番号4168-74)
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2010年8月2日 高知県安田町日浦
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2010年8月2日 高知県安田町与床 (自生写真番号4181-82)
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2010年8月2日 高知県安田町与床 (自生写真番号4183)
自生写真、標本とも2010年8月2日高知県安田町安田川ぞいで採集、標本は自宅で撮影。エンシュウベニシダはマルバベニシダとサイゴクベニシダとの雑種とされる。この株は全体の印象はサイゴクベニシダ、小羽片の形もサイゴクベニシダ的。ソーラスのつき方は小羽片の中肋よりにつくマルバベニシダの特徴が出ている。リンペンはたくさん付着している様子はサイゴクベニシダ的。リンペンは披針形、赤褐色、縁の色が少し薄くなるように見える。中軸のリンペンは少し色が濃くこげ茶色。いずれも全縁。ベニシダのなかまの特徴である袋状の小さなリンペンが付着する。リンペンの特徴はマルバベニシダ的ではないかと思う。
エンシュウベニシダについては詳しく紹介した図鑑はない。「写真でわかるシダ図鑑 池畑怜伸著 トンボ出版 2006年」に写真が載っていて簡単だが紹介されていてとても参考になる。余談だが、この図鑑掲載されている種類が少ないのが難だが記事がとても親切。初めの三重県のエンシュウベニシダもこの高知のも独断で判断した。判断が誤っているかもしれない。(2010年8月8日記載)
クローズアップの写真を追加(2010年9月1日)。
13-21-48-438
羽軸の袋状のリンペンの様子。デジタル顕微鏡(ブログ参照)で撮影