ナカミシシラン
学名 Vittaria fudzinoi Makino
1986年11月 京都府美山町芦生大谷(北小松3)。
この写真ナカミシシランかシシランかどっちかわからない。平凡社の図鑑、「日本の野生植物シダ」の写真もどっちか良く判らない。芦生の由良川本流筋やその周辺、山一つ隔てた久多側ではナカミシシランが普通で、シシランは見ない。この写真はナカミシシランだと思う。シシランはスラーとしていてスマートだがナカミシシランは少し丸みを帯びる。
以下、自生写真を追加。
ナカミシシランの葉の表面の筋は2本。シシラン、クラガリシダは1本。
写真ではそのあたりは微妙だが。写真がもっとあるはずなのだが見つからない。
9990
9987 2011年7月17日 京都市左京区久多 イオス60D タムロンズーム18-200
昔、このあたりにたくさん自生していた。普通のシシランはまったく見なかった。しかし、かなり少なくなったと感じた。足場の悪い場所しかなく、採集できそうなところには自生していなかった。鹿の食害で消えたのではないかと思う。(2011年10月23日写真追加)
樹幹に着生。ナカミシシランは岩場に着生することが多いと思う。2013年11月京都府南丹市。
(2013年11月12日写真追加
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