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アツギノヌカイタチシダマガイ

Dryopteris simasakii (H.Ito) Sa.Kurata var. paleacea (H.Ito) Sa.Kurata

京都府南部地区で新産地を発見。写真を追加する(2016年4月29日)。








2011年7月8日京都市北区 イオス60D キャノンEF28mm








最下羽片の様子



標本の写真 キャノン 60D 標本全景EF-S18-55、他EF マクロ60mmF.2.5 2011年7月10日撮影。



(この写真、撮影日不明、2018年2月8日写真追加。)


葉柄のリンペンの様子。サイゴクベニシダと同じようなリンペンの特徴だ。ヌカイタチシダモドキは中軸にこんなにリンペンが密生しない。

 この仲間、ヌカイタチシダモドキとして片付けていたが、今回たまたまリンペンの観察をしていて図鑑の記述と照合して気が付いた。アツギノヌカイタチシダマガイに間違いないと思う。以下に似た仲間の特徴を記しておく。

ヌカイタチシダ           包膜がない(以下の3種は包膜がある)
ヌカイタチシダモドキ       葉柄下部のリンペンは黒褐色ー黒色 上部リンペンは褐色、早落性。
ヌカイタチシダマガイ       葉柄下部のリンペンは褐色ーうす褐色
アツギノヌカイタチシダマガイ  葉柄下部から中軸にかけてうす褐色のリンペンが密生する。
これらのほかにキノクニベニシダ、オワセベニシダも紛らわしいが、実際のところ簡単ではない。

2011年7月10日ページをリニューアル。写真を入れ替える。

 新産地を追加







京都府笠置町 2016年4月19日撮影。
崖地の下部に2株自生していた。