ヘラシダ属 雑種6 サツマクジャク?

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6a 全体

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6b 羽片の拡大。

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6c  下部羽片の拡大。葉柄下部も写っている。

 1988年10月29日三重県紀宝町浅里。リンペン線状、黒褐色、突起あり。コクモウクジャク様。小脈2叉するのが多い。全体の形からサツマクジャク(ミヤマノコギリシダXニセコクモウクジャク)とした。自信はない。新日本植物誌・シダ編 改訂増補版/中池敏之著/至文堂/平成4年に標本の写真が載っていて形は一致する。片親ニセコクモウクジャクという根拠が不明だが。ソーラスが縁よりについていると言う印象はなく、ほぼ中間性だと思う。ソーラスの位置関係から想像をめぐらすと、ミヤマノコギリシダXコクモウクジャク(オワセシダ)になると思うが、先の図鑑にオワセシダの標本の写真が掲載されているが、印象が合致しない。この自生写真はホームぺージのトップページに使っている。