サイゴクベニシダ

学名: Dryopteris championii (Benth.) C.Chr. ex Ching
和名:  サイゴクベニシダ

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上3枚、栽培品2006年6月8日 大津市比叡平

1997年5月 滋賀県大津市比叡山大宮川 コンタックス167MT プラナー50mmF1.4

標本の採集地 1988年10月23日 福井県名田庄村大滝

葉柄下部から上部にかけて披針形、赤褐色ー濃褐色のやや明るい感じのリンペンをたくさんつける。胞子嚢群は小羽片の縁よりに付く。これは特徴がはっきりしていて迷うことはない。比較的よく見かけるシダだ。(2010年4月29日標本の写真を追加)

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羽軸の袋状のリンペンの様子。89年3月2日 大文字山池の地蔵 イオスX2にコンタックス デスタゴン28mmをリバース接続して撮影。f.11.


 リンペンの拡大写真。1986年11月20日 京都府日吉町 府立大学日吉演習林。イオスX2にコンタックスプラナー50mmをリバース接続して撮影。f.11.
 図鑑の検索表には大きな分類としてギフベニシダとサイゴクベニシダのリンペンはギザギザ(縁は不斉)があるとしている。正確にはサイゴクの場合、全縁で下部に突起(ギザギザ)があるとされているが、観察できるだろうか。高倍率の顕微鏡だと下部には確かにギザギザが認められるが、もっと顕著に見られると期待したのだが...