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マーラー 交響曲 大地の歌
ブルーノ・ワルター指揮 ウイーンフィルハーモニ管弦楽団
国内盤LP
LONDON LLA 10106/10107 2枚組3面に収録。フラット盤 DGあり。 キングレコード発売 1956年2月発売。 箱入り。 国内初出。発売枚数が少ないのか 中古盤ではまったく見ない。これはオークション で入手した。盤の状態はいい。 英LXT、米LL盤より格段に入手困難のレコード。 盤はKing Record JAPAN の印刷があるので 国内プレス。メタル原盤を英国から輸入して 日本でスタンパーを制作してプレスしたものと 思う。 |
マトリックス A面 CB ARL-1281-2A DLB 103-6 B面 CA ARL-1282-2A DLB 104-1 C面 CA ARL-1283-2B DLB 105-4 |
LONDON LY11 1枚2面に収録。中低域がやせていて貧相な音。 1960年、64年のレコード目録には載っていない。 1960年のには上記のLLAがのっている。2枚組の LLA盤が売れないので急遽1枚にして発売したので はないか。詰め込むために低音をカットしたのでは ないだろうか。中古盤でよく見かける。定価1500円。 記事追加:1962年1月版の作曲家洋楽レコード総目録を入手、 |
マトリックス A面 ARL 4739 1D DLB 1380-2-3 B面 ARL 4740 1D DLB 1381-1-2 フラット盤、DGあり。 |
LONDON MR 5036 発売:キングレコード 1964年6月{(C)1964} 1枚2面収録。LYより大分マシだが、音質はぱ っとしない。これより前にはMH盤があるが所持 していない。 |
マトリックス A面 ARL 4739 1D DLB 1380C-2-1-6 B面 ARL 4740 1D DLB 1381B-2-2-3 レーベル印字 A面 ARL 4739 (DLB 1380R) B面 ARL 4740 (DLB 1381R) |
LONDON ML1003/1004 発売:キングレコード 1969年1月発売{(P)1969} 3面収録盤。 1969年6月の目録に載っていて3面収録かどうか 判らなかったが、オークションで出たので入手でき た。1971年8月の目録ではMZ盤しか載っていない。 すぐに廃盤になったみたいで数は少ないはず。 中古盤でも見たことはない。音質は当然LY、MR よりは格段に良くなっている。 これより前はMR盤のみ。スーパーアナログと比較 したが音質差は判らなかった。第6楽章ではスーパ ーアナログのほうがわずかにいいか?と思ったが。 |
マトリックス A面 DLBT-307-1 B面 DLBT-308-1 C面 DLBT-309-1 レーベルの印刷 A面 ARL-1281 (DLBT 307)L B面 ARL-1282(DLBT 308)L C面 ARL-1283(DLBT 309)L |
LONDON MZ 5013 発売:キングレコード 1970年1月{(C)1969} 1979年の目録(演奏家別)にMX盤とともに掲載され ている。途中、目録から消えたときもあるが実に 10年近くに渡って発売された。中低域も充実した 音で、詰め込みの技術がクリア出来たのでML盤が すぐに廃盤になったのだと考えられる。 当然、中古盤ではよく見かける。 GS2019(CD)と比較してみたが、少し音がこもって いる。冒頭のホルンの音が丸みを帯びて聞こえる。 |
マトリックス A面 DLBT 413 E-3 B面 DLBT 414 D-6 レーベルの印刷 A面 ARL 4739(DLBT 413)L B面 ARL 4740(DLBT 414)L |
LONDON MX9008 発売:キングレコード 1978年6月発売。 音質はMZ盤より良くなっている。 第6楽章429小節のフェルマーターの休止が8秒弱 ある。 |
マトリックス A面 DLBT 1003-2 B面 DLBT 1004-6 レーベル記載 A面 ARL 4739(DLBT 1003)L B面 ARL 4740(DLBT 1004)L (P)1978 |
LONDON K15C-5025 発売:キングレコード 1980年8月発売。 MX盤とほぼ同じで、音質いい。 第6楽章429小節のフェルマーターの休止が8秒弱 ある。 |
マトリックス A面 DLBT 1003-14 B面 DLBT 1004-16 レーベル記載 A面 ARL 4739(DLBT 1003)L B面 ARL 4740(DLBT 1004)L (P)1980 |
LONDON KIJC(M)9210 発売キングレコード 1998年7月発売。定価3689円 キングスーパーアナログディスク、米RTIプレス。 第6楽章429小節の中断(8秒弱の休止)はない。 音質はいい。LPではこれがいちばん低域が充実した 音がするが、OretofonCD25Diでは低音が出すぎて ブーミーな音になる。 |
マトリックス A面 KIJC 9210A B面 KIJC 9210B レーベル表記 A面 ARL-4739 B面 ARL-4740 (P)1953 |
国内盤のLPはMX盤、K15Cが音質がいい。比較的入手も楽で価格も安い。スーパーアナログは音質いいが、価格も高く中古盤でもあまり見ない。価格さえ問題ないならスーパーアナログはベストチョイスだと思う。
国内盤初出のLLA盤は最も希少価値のあるディスク。しかし、国内盤はゴミ扱いされているので価格は安い。見つけたら即Gett!すべし。骨董的には英LL盤、米LLAより価値があると思う。LY-11の発売年が判ったので記事を追加した(2013年1月25日)